マカオでバンジージャンプしてきた
香港旅行の3日目、マカオでバンジージャンプをしてきました。
今回その感想を書きたいと思います。マカオタワーでバンジージャンプをしようと考えている人、参考になれば嬉しいです。かなり詳細に感想を書いてるので変にイメージを持ちたくない人は自己責任でお願いします。
※諸事情により写真はほぼありません。
まず、私がマカオに行こうと思ったのは完全にバンジージャンプが目的で、同行人はバンジーをやらない人なのでついてきてもらったようなものでした。でもマカオで一番何を食べるか熱心にリサーチしてたのは彼女なのでまあいいか。
ちなみに、私のこの旅行にかける情熱はバンジーと蛇のスープが主なウェイトをしめているため(2つ前の記事にレポがあります)
これ↓
あまり他のこと(夜景とか夜景とか夜景とか、観光とか)にはそこまで興味があったわけではないのでお互い様か。(夜景よかったです)
今のマイブームがバンジージャンプと行っても過言ではなく(近々別のバンジーへ行く予定があります)、日本で初めて飛んで味をしめて以来、ハマってるわけです。
マカオタワーのバンジージャンプはご存知の通り最高峰、233メートルの高さから時速200㎞とのことなのでもう、もう、やばい…想像しただけでニヤニヤしてしまいます。
んで、もちろんお値段も最高峰な訳で。
52,500円。
これはスタンダードのお値段で、フルパッケージというのは60,000円します。違いは、写真、動画の入った、バンジージャンプをしてる人風のかわいいUSB がもらえることですね。記念Tシャツはスタンダードでももらえるので私はこっちにしました。ぶっちゃけ60,000は無理。(でも5万も6万もここまできたら一緒のような気がしてくる…だってこれ、香港旅行の費用と同じぐらいだよ…?)
年々値上げしているみたいなので、迷ってるそこのあなた、早めに行っときましょう。あいつら足元見てやがるぜ。
チケットは当日でも買えるのですが、私はここのサイトで先に予約しました。
30日前なら少し安くなるし、入場料込みなので楽チンです。これは正解で、向こうではかなりチケットを買うのに行列ができていたのでお勧めします。ただし同行者(バンジーしない)がいる場合、列が違うのでそのぶんも先に入場チケットだけ予約するといいと思う。あとバンジーの予約がいっぱいというのは本当っぽくて、以外にたくさん飛んでたので心配なら予約するべき。多分曜日とシーズンによるけど。
体重40㎏~120㎏となってますが、ネットの記事によっては45㎏となっていて謎です。実際は40㎏以上から大丈夫みたいでした。
さて、マカオタワーについたら、エントランスから右手にエスカレーターで下の階へ下ります。少し進んだらタワーの根っこの部分に受付があるので予約券を見せます。バンジーの人は右端のブース、入場券とかその他のアトラクションは左から複数ブースがありました。予約券をチケットに変えてもらい、エレベーターに乗って展望台に向かいます。
エレベーターを出てすぐ、右手に受付があるのでそこでチケットを見せるとTシャツがもらえます。
こんなの↓
更衣室で着替えてまた受付で、安定の死んでも文句言わない書にサインします。そしたら案内された所に行って靴のチェックと体重を計ります。
お姉さんが手のひらにでかでかと体重を描いてくれるので、その後みんなが座ってるところに詰めて座りましょう。椅子の背面に注意事項と飛んだ後の移動について説明が載ったカードがあります。中国語と英語です。私はこの説明書10回以上は見ました。なんでかっていうと2時間以上待ったからです。飛ぶのに。
これ、日曜日だったからなのかわからないんですが、超待ちました。多分座った時10番目ぐらいで、これがなかなか進まない。最初の方は1人飛ぶたびに周りと一緒にフゥーッ!パチパチ!ってやってたんですがもう後半ぐったりしてますよね。たぶん横の人もまだかな~っと暇そうにしてました。途中ちょっとおしゃべりしたりして、でもやっぱり暇で、いい感じだった緊張感が見事にぶち壊される感じですよね。もし行かれる時は、並ぶことも想定内で向かってくださいね。
やっと順番になって、いろいろ器具を取り付けてもらい縁に立ちます。
これ簡単に言ったんですが、体重がないのでグイグイ鎖に引っ張られてすでに落ちそう。両脇をスタッフのお兄さん方に支えてもらってカメラに向かってピースします。
写真買わないけど。
さあ!いっちょカウントダウンに合わせて飛び降ります‼︎
ってかっこよく飛べたらいいんだけど現実はお兄さん方に手を離された瞬間ピュンッて前に引っ張られて落ちた感じですよね。
とにかくすごい。すごいしか考えられない。初めの2秒ぐらいはさすがに肝が冷えたんですけどすぐに慣れました。というか長い。こんなに長く空中にいるのかって感動します。
なんだか不謹慎ですけど、飛び降り自殺ってきっとこんな感じなんだろうなって。こんだけ気持ち良かったら、嫌なこと全部忘れられるし、地面に叩きつけられる瞬間まで幸せかもしれない、なんて考えました。
もちろん自殺するつもりもないしバンジージャンプなのでリバウンドがあり、もう一度空中に放り出されるのですが、これが一番すごい。何がすごいって無重力感。向こうの空に鳥が飛んでいるのが見えて、あ、私も今あの世界を見ているんだ、とちょっと何言ってるのかわかんないですね。すみません。
とにかくバンジージャンプって何がいいんだとかよくいわれるんですが、私はこの無重力感を感じたくて飛んでるような気がします。落ちるより、上がってる時の方が楽しいんですよね。
まあそれは置いといて、バンジーが終わったらふわふわクッションに降ろされて、またスタッフさんが助けてくれます。楽しかったか?いくつだ?彼氏は?というナチュラルなナンパをスルーしつつ手を振ってまた展望台まで向かいます。
Tシャツを着てると優先して通してもらえるのでまたエレベーターに乗り込みますが、1人だけ真っ赤なTシャツを着たこのアウェイ感、嫌いじゃないですよ。エレベーターガールならぬエレベーターお兄さんにお疲れ様と言ってもらって、着替えたらおしまい。待ち時間2時間、ジャンプ時間20秒、かかったお金5万円、さようならマカオ。
まとめ
マカオタワーのバンジージャンプ、実際にやってみて感じたことですが、
個人的にはこれ、ある程度のバンジー経験があったほうが楽しいと思いました。なぜなら理由は2つあって、1つはそもそも飛べないと意味がないから。
たぶん実際にバンジージャンプをやったことがないとカウントダウンに合わせて飛ぶっていうのが難しくて、自分のタイミングで飛ぶことができないのは少しでも戸惑うと厳しいかなあと感じました。お金も返ってこないしね。
もう1つは、マカオタワーの素晴らしさを感じられるから。バンジージャンプも世界中にたくさんあると思いますが、どれも違いがあって面白いはずですよね。人によって好みもあると思うし。でもやっぱりマカオタワーの素晴らしさっていうのは文句なしで最上ランクに入ると思いますし、今までのバンジージャンプとの違いっていうのを感じるにはそもそも他のバンジージャンプを知ってないと比べられないはず。というか、正直にいうとこれが初バンジーだったら基準がこれになるってことでこれは恐ろしい…ですよね!?
というわけで、長々と感想を書きましたがマカオタワーのバンジージャンプは最高でした!正直かなり高いなーとは思ったんですが、後悔はしてません。もう一度飛びたいぐらいでした。無理ですけど。
経験があったほうがいいって書いたけれど、でも楽しめたらなんでもいいですよね。飛べる人は飛べるもんだし、初バンジーがマカオタワーってのもすごいと思いますし。怖いもの無しって感じで。とにかく、楽しんだもの勝ちです。レッツバンジー!いっちょ飛び降りましょう!